創業43年以来、皆様に納得頂けるように守り続けてきた伝統の技をお届けします【名古屋のたんす】たんす


三長家具のこだわり

イメージ

自分たちが納得する桐材を追及する
私したちは桐箪笥を造る前にまず桐の丸太選びから始めます。桐は柾目がすべてであり桐の木口だけで善し悪しを見極めるのは非常に難しいことです。私したちは長年の経験を生かし数ある丸太の中から納得がいく良い物だけを選び出します。

製材された桐材を求める職人がほとんどのなか、山へ出向き樵(きこり)と会話し、山に入り自然の状況を把握してきます。地球温暖化の中、良い桐が少なくなっています。適材適所に大切に桐材を使います。

自分たちが納得する桐材を追及する

イメージ

何十年使っても「良いたんすだね」と言われるには天然桐材の大敵である渋抜き、乾燥は非常に大切なことと思います。いくら職人の腕が良くてもたんすを購入後数年で変色や乾燥不十分で不具合が生じたりしては何もなりません。私したちはまず製材する事から始めます。良質な材料にするため丸太を挽く時は非常に神経を使います。挽き角度を誤ると良質な木目がでません。


イメージ

そして製材された桐板材を板干し場で桟状乾棚に噛まし1枚1枚丁寧に干します。そして1年〜2年位、二梅雨も雨風にさらし、渋抜を促進させ自然乾燥させます。また、乾燥期間中は桐板材の天地(上下)、左右を差し換え満遍なく日光、雨、風があたるようにします。渋抜乾燥は桐材の伸縮及び狂いを少なくし、製品化した桐の渋による変色を防ぎます。こうして桐箪笥を造り始める前に私したちは桐材を最高の状態にしています。


イメージ

自分たちが納得する桐材を追及する
桐たんすは長持ちしなければいけません。そのため本体を形成する胴板と天板を接合する箇所は蟻組みといい楔型にして組んでいきます。すべて手作業でノミを器用に使い凸凹の楔型を作っていきます。無垢の板は時が経つにつれ痩せるので少し大きめにしておき、木槌でたたいて木殺しをします。一級家具技能士の資格を持つベテランの職人さんでも一度仮組みを行い誤差を調整してから本組みを行います。槌を使い叩き込んでいきます。引き出しも同様に箱の四隅を蟻組みにします。

イメージ

自分たちが納得する桐材を追及する
私したちは桐たんすの前面材を同じ木で揃えます。これは製材する段階から吟味された丸太を製材をしなければ目的の桐材は取れません。そして納得いく木目だけをたんすに使います。

柾目は幅が狭いので接ぎ合わせを行ないます。同じ木を使いますから一枚板のように見えます。

バランス良く木目が揃っています
逆に板目は接ぎ合わせを普通はしません。幅の広い1枚板を使い、木目を揃えます。焼桐など主に板目を使うたんすは同じ木か否かよくわかります。
イメージ

ショールーム見学のお申し込みはこちら ショールーム見学のお申し込みはこちら