私たち長い間桐たんすを製作していますが、桐たんすの修理再生も行います。
傷付き、汚れた古い桐たんすをリフォーム(洗い・削り・修理・色付け)して新品同様に綺麗にいたします。
また、デザインやサイズを変更するリメイク(作り直し)も承っており、桐たんす製作者の立場から様々なご提案ができます。
「桐たんす」をわかっているからリフォーム・リメイクができる。
それが私たちの強みです
これから紹介する桐たんすのリフォーム事例はお客様の想いやご要望を可能な限り取り入れた事例です。
仕上り具合や提案の事例など参考になれば幸いです。
お預かり時
リフォーム後
大切な桐たんすのリフォームをお任せいただき、心より感謝申し上げます。
ご祖母様の桐たんすを綺麗にして娘様がお使いになります。
長年の歴史を刻んだ桐たんすは、一つひとつの傷やシミが家族の思い出です。私たちはその思い出を大切にしながら、新たな命を吹き込むお手伝いをいたします。熟練の職人の手で古い金具を丁寧に外し、お湯とたわしを使って、長年の汚れを丹念に洗い落とします。乾燥後には、板割れや欠けを一つひとつ丁寧に修復し、深い傷で失われかけていた桐の美しさを、新たに桐材を貼ることで蘇らせます。
仕上げは、桐の美しい木目を最大限に引き出す「砥の粉仕上げ」を施し、上品で洗練された輝きを与えます。新しい唐草の金具と、特別に描かれた「本金貼り 菊」の襖絵が、桐たんすに新たな品格と華やかさを添えます。【詳しい作業行程はこちら】
お預かり時
リフォーム後
桐たんすの洗い修理再生リフォームのご依頼をいただきました。I様は2棹目になります。
三つ重ね桐たんすの中台と下台の組み合わせで桐チェストにします。
このままでは使い勝手が良くないので天板と台輪を製作します。
まず、金具を丁寧に外し、お湯で洗い、乾燥させた後に板割れなどの修理や削りを行いました。随分虫食いがあり部材を取り変えました。仕上げはシートンカラーをご希望で、本体は「時代仕上げ」引出しは「砥の粉仕上げ」を施し、金具を綺麗にして取り付けました。洋間にもしっくりと馴染む、趣のある一品になりました。ありがとうございました。【詳しい作業行程はこちら】
桐たんすの洗い修理再生費用の目安は基本的に15万円位から承ります。
桐たんすの年代や痛み具合、 お客様のご要望等により洗い修理再生費用が決まります。
お預かり時
リフォーム後
お預かり時
リフォーム後
三つ重ねの桐たんすの上台と中台を並べて使えるようにリメイクします。
上台 (before)
中台 (before)
上台 (after)
天板と高脚を新規で制作します
時代仕上げを施しています
中台 (after)
天板と台輪を新規で制作します
時代仕上げを施しています