品名 | 焼桐6段チェスト |
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品番 | YCG-882 |
価格 | 363,000円 (税込み) |
備考 | 数量限定品 特別価格 |
焼桐は、桐たんすの表面を焼くことで独特の風合いと趣が出せる仕上げ方法です。
桐は他の木材に比べ熱伝導率が低く「火に強い」と言えます。桐材はスポンジみたいな気泡質な構造で内部に乾燥した空気を多く含んでいます。この空気の層が断熱材の役割を果たすため、熱が内部に伝わりにくく、火がついても表面が炭化するだけで、内部まで燃えるのに時間がかかります。また、表面を炭化させることで、深みのある黒色や茶褐色になり、木目が浮き立つ独特の風合いや美しさが生まれます。モダンな空間にも和風の空間にもなじみやすく、高級感を演出します。
引出しは浅引出しが4段、深引出しが2段の全6段あり、着物・和装は勿論、嵩張るショールやセータなど多種に渡り収納できます。浅引出し1段に着物が2~3枚ほど入り、深引出しと合わせて最大20枚ほど収まります。
1段に着物と帯をセットにして仕舞うのも良いでしょう。深引出しを用意し嵩張る衣類を仕舞うアイデアは多数のお客様からのご要望です。また、置き場所に困らないコンパクトサイズの桐チェストでもあります。例えば、両開きの押し入れの中段の下に納めたり、クローゼットの服吊下の空いたスペースに納まる桐チェストです。
表面は焼桐仕上げ。汚れが目立ちにくく、扱いやすいことから多くのお客様から好評を得ています。色合いは今人気のやや濃い目の焼色で趣きのある表情はなんともいえません。小さいながらもキッチリと造り上げている焼桐チェストです。
永く使用しても安心な造り
天板と本体の接合部はほぞ組みにてしっかりと組まれ、全面は45゜の留め仕上げにて狂いもなく接いでおり、両角は面取りを施し伝統的な造りで仕上げています。また削り込みを行い形出しをする天丸仕上げは全体的にやさしいイメージになり和家具らしくなります。
引出しの前板と側板を接合する際に使われる技術を「蟻組み」といい、楔形に加工された形状が、お互いをぴったりとかみ合わせることで「引き出す力」に対して非常に強固な構造を生み出します。そのため、毎日頻繁に開け閉めする引出しが、長年の使用でゆるんだり、抜けたりするのを防ぎます。そして、その引出しの四面をかんなで削り、仕込むことで気密性を高めます。これにより、桐たんす本来の優れた調湿性や防虫性を最大限に活かすことができ、大切な着物を湿気や虫から守ることに繋がります。
引出しの先板は技術やこだわりがある証として蟻組みを採用しました。また底(裏の部分)はアーチ型に細工がされており引き出しがスムーズに開閉できます。見えないところまでしっかりとした造りにすることで気密性が高く使い勝手の良い桐たんすになります。
本体を支える台はシンプルなデザインにしてあります。背の高さが低いので全体的にバランスが良くなるように高さを決めています。
サイズ W106 D46 H88
浅引出し 4段
深引出し 2段
引出しにたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースが十分あり、取り出しがスムーズですし、着物が拠ることもありません。着物は浅引出し1段に2~3枚ほど入ります。下2段の深引出しでしたら5〜6枚ほど着物が入ります。また、セーター類もたっぷり仕舞え、着物が少ない方も洋服収納として使用できます。
※浅引出し 内寸
幅985㎜ 奥行き395㎜ 高さ85㎜(平均値)
※深引出し 内寸
幅985㎜ 奥行き395㎜ 高さ142㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
製品仕様
本体サイズ | W1060 D455 H875 |
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本体胴板の厚み | 21ミリ厚 桐無垢板 |
本体の面形状 | 平面 総面取り |
接ぎ手方法 | 蟻組み ホゾ組み 木くぎ |
浅引出し内寸 | W985 D395 H85(内寸) |
深引出し内寸 | W985 D395 H142(内寸) |
仕 様 | 桐柾目仕様 一本立ち |
仕上げ | 焼桐・ロウ仕上げ(撥水加工) |
金具 | 古美 唐草 |
※ 撮影環境、ご使用のモニター、PC、スマホ環境により、色のイメージが微妙に違う場合があります。
※ 記載されている製品仕様は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。