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品名 | 焼桐シンプル8段チェスト |
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品番 | YCG-805 |
価格 | 418,000円 (税込み) |
備考 | 数量限定品 特別価格 |
和の風情と現代的なデザインを融合させた、シンプルで洗練された焼桐チェストです。
角をシャープに仕上げた「天角仕上げ」が、お部屋にキリッとした表情を与えます。従来の金具ではなく、モダンな掘り込み式の取っ手を採用したことで、フローリングのお部屋にもすっきりとなじみ、インテリアを選びません。また、見た目の美しさだけでなく、使いやすさにもこだわりました。
引出しは、一番上が小物の整理に便利な二つ割小引き、続いて着物や衣類を整理しやすいように、深さの違う引出しを組み合わせました。浅引出しには着物・和装類・薄手の衣類など、深引出しにはかさばる衣類やセーターなど衣類の種類に合わせて効率よく収納できる、機能性とデザイン性を兼ね備えたチェストです。 写真では二つ割れが分からないほど丁寧に仕上げており、シンプルですが職人のこだわりが詰まっています。
このチェストは、細部にまでこだわった美しいデザインが魅力です。
熟練の職人技が光る、シンプルでありながらも耐久性に優れた一品です。
天板の角をシャープに仕上げる「天角仕上げ」により、全体的にすっきりとしたモダンな表情に。お部屋の雰囲気を引き締め、洗練された空間を演出します。さらに、美しさだけでなく、丈夫さにもこだわりました。
天板の接合部: 伝統的な木工技術である「ホゾ組み」を採用。強度が高く、長くお使いいただけます。
前面の仕上げ: 45度にカットした桐材を隙間なく接ぎ合わせる「留め仕上げ」により、高い精度で歪みのない美しい仕上がりを実現しました。
チェストの一番上には、二つに分かれた小引出しを設けました。
一見すると一つの大きな引出しに見えますが、実は内部で仕切られており、和装小物などの小物をすっきりと整理収納できます。
デザイン性を損なうことなく、機能性を追求した職人のこだわりが詰まっています。
美しいデザインと高い収納力を両立したこの小引出しを、ぜひご活用ください。
引出しの前板と側板を接合する際に使われる技術を「蟻組み」といい、楔形に加工された形状が、お互いをぴったりとかみ合わせることで「引き出す力」に対して非常に強固な構造を生み出します。そのため、毎日頻繁に開け閉めする引出しが、長年の使用でゆるんだり、抜けたりするのを防ぎます。そして、その引出しの四面をかんなで削り、仕込むことで気密性を高めます。これにより、桐たんす本来の優れた調湿性や防虫性を最大限に活かすことができ、大切な着物を湿気や虫から守ることに繋がります。
この焼桐チェストは、熟練の職人による特別な加工が施されています。
棚板には、このチェストのためだけに作られた専用の鉋(かんな)を使い、わずかに美しい曲線が描かれています。光の当たり方によって、前板が柔らかなカーブを描いているかのように見え、奥行きのある表情を生み出します。大量生産では決して真似のできない、一つひとつ手作業で丁寧に仕上げた特別な焼桐チェストです。
このチェストは、すっきりとした見た目を保つため、取っ手を引出しの底側に掘り込む工夫をしています。正面からは取っ手が見えないため、よりシンプルで美しいデザインをお楽しみいただけます。引出しの開け閉めもスムーズに行えるよう、手をかけやすいように斜めに掘り込んでいます。さらに、引出しの底板は木くぎでしっかり打ち込んでいるため、たくさん物を入れても安心してお使いいただけます。さりげない部分にも、職人の丁寧な仕事が光ます。
サイズ W107 D46 H125
小引出し 1段
浅引出し 4段
深引出し 3段
引出しにたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースが十分あり、取り出しがスムーズですし、着物が拠ることもありません。着物は浅引出し1段に2~3枚ほど入ります。下3段の深引出しでしたら5〜6枚ほど着物が入ります。また、セーター類もたっぷり仕舞え、着物が少ない方も洋服収納として使用できます。
※浅引出し 内寸
幅977㎜ 奥行き405㎜ 高さ82㎜(平均値)
※深引出し 内寸
幅977㎜ 奥行き405㎜ 高さ143㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
製品仕様
本体サイズ | W1067 D455 H1250 |
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本体胴板の厚み | 24ミリ厚 桐無垢板 |
本体の面形状 | 平面 棚板R加工 |
接ぎ手方法 | 蟻組み ホゾ組み 木くぎ |
小引出し内寸 | W460 D405 H82(内寸) |
浅引出し内寸 | W977 D405 H82(内寸) |
深引出し内寸 | W977 D405 H143(内寸) |
仕 様 | 桐板目仕様 二つ重ね |
仕上げ | 焼桐・ロウ仕上げ(撥水加工) |
取っ手 | 掘り込み取っ手 |
※ 撮影環境、ご使用のモニター、PC、スマホ環境により、色のイメージが微妙に違う場合があります。
※ 記載されている製品仕様は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
桐材は他の木と比べると燃えにくい性質があり、それを生かした仕上げ方法が「 焼桐仕上げ 」になります。焼桐仕上げは一般の塗装とは違い、火で炙りながら焼色をつけます。大変神経を使う作業で、出来る職人は限られます。また、焼桐仕上げは桐材の呼吸を妨げず、引出し内の湿度調整を可能にすることで桐材の特長を最大限発揮できる仕上げ方法です。汚れ目が目立たない、趣のある表情、洋間にもよく合うなど利点が多々あげられ、大変高い評価をいただいております。
焼桐たんすの最大の特徴は、その名の通り「焼桐仕上げ」にあります。これは、桐材の表面をバーナーで焼き、
炭化させる伝統的な加工法です。この仕上げには、見た目だけでなく、実用面でも大きな利点があります。
耐久性の向上: 焼き加工によって表面が硬くなるため、傷がつきにくく、日々の手入れが楽になります。また、汚れや手垢も目立ちにくいのが特長です。
防火・防水効果: 桐材は火に強い木材ですが、焼くことでさらに表面が炭化し、火や水に対する耐性が高まります。万が一の火災や水害の際にも、中のものを守れる可能性が高まります。
独特の風合いとデザイン: 焼くことで木目が美しく浮き上がり、深みのある色合いと独特の表情が生まれます。和室にはもちろんのこと、そのモダンな雰囲気は洋室にもよく馴染み、和洋折衷のインテリアとしても楽しめます。
経年変化を楽しめる: 使い込むうちに、焼いた色が少しずつ薄れ、味わい深い色合いに変化していきます。その美しい経年変化も焼桐たんすの魅力の一つです。
焼桐たんすは、着物や大切な衣類をしっかりと守るという本来の役割を果たしつつ、
現代の住空間にも合うデザイン性と、日々の手入れのしやすさを兼ね備えた魅力的な桐たんすです。
胴丸型焼桐夫婦たんす
三長家具の焼桐たんす
世の中には趣向を凝らした桐たんすがたくさんあります。そんな中見劣りすることなく、どことなく存在感を放つ「 焼桐たんす 」。実は素材こそが焼桐の良さを最大限引き出す当店自慢の焼桐たんすなのです。杢目の種類やバランスにこだわり世に二つとないオリジナリティー溢れる完成度の高い焼桐たんすを制作しています。