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品名 | 丸面型大戸和たんす |
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品番 | KW-1111 |
価格 | 891,000円 (税込み) |
備考 | オーダー対応可能 |
この桐たんすは、着物収納にこだわりました。大切な着物を折らずにそのまま仕舞える衣装盆を7杯も設け、1棹でたくさんの着物を収納できます。1杯の衣装盆に着物が3〜4枚ほど収まり、20枚以上仕舞えます。下方にある大引出しは3段あり、こちらにも着物や和装、衣類等を整理収納できます。また、使いやすい高さに小引出しも用意してあり、帯締め、帯揚げなどの和装小物など仕舞うに向いてます。さらに、桐たんすのデザインにもこだわり、上品な造りの丸面型四方丸スタイルで仕上げました。おしゃれな金具と相まって、お部屋を上質な雰囲気にしてくれます。
天板と本体の接合部は蟻組みにてしっかりと組まれ、全面は45゜の留め仕上げにて狂いもなく接いでおり、丸面仕上げを施し上品な造りで仕上げています。また削り込みを行い形出しをする天丸仕上げと丸面仕上げが相まって全体的にやさしい雰囲気になります。
衣装盆の四隅の外側と内側を丸く仕上げました。厚い桐無垢板の内側を削り隅を丸くする大変手間の掛かる仕事で器用な職人でなければ出来ません。また、底板は横長に使い、四面すべて砥の粉で仕上げることで前も後ろもありません。もちろん撥水加工により汚れが付きにくい高価な衣装盆です。その衣装盆は7杯あり、1杯に3~4枚仕舞えます。
引出しの前板と側板を接合する際に使われる技術を「蟻組み」といい、楔形に加工された形状が、お互いをぴったりとかみ合わせることで「引き出す力」に対して非常に強固な構造を生み出します。そのため、毎日頻繁に開け閉めする引出しが、長年の使用でゆるんだり、抜けたりするのを防ぎます。そして、その引出しの四面をかんなで削り、仕込むことで気密性を高めます。これにより、桐たんす本来の優れた調湿性や防虫性を最大限に活かすことができ、大切な着物を湿気や虫から守ることに繋がります。
引出しの先板は技術やこだわりがある証として「剣先留め」加工を施しています。もちろん組接ぎ手は引っぱり力に強い蟻組みを採用。また底(裏の部分)はアーチ型に細工がされており引き出しがスムーズに開閉できます。見えないところまでしっかりとした造りにすることで気密性が高く使い勝手の良い桐たんすになります。
本体を支える台は箱のような構造になっており、床からの湿気を阻止するため重要な部位になります。尚且つ、本体の重量を分散させる構造にしてあり、強固かつ繊細に造られています。また、足元のデザインはシンプルに仕上げ、本体とのデザインバランスを保っています。接ぎ手は剣先留という木口を見せない工法で仕上げています。この桐たんすは本体の下角も丸く仕上げる四方丸スタイルであるため、台輪デザインも1段奥に下げた形にしました。緻密に計算され見えないところまで確かな技術で造られている台輪です。
桐たんすの左扉の上下に付いていて、扉が開いてこないように留める金具を「つめ掛け」といいます。桐たんすを永く使えるようにマグネットではなく昔から「つめ掛け」を採用しています。
サイズ W117 D49 H178
衣装盆 7杯
小引出し 1段
大引出し 3段
引出しにたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースが十分あり、取り出しがスムーズです。着物は4~5枚ほど入ります。また、着物と帯をセットにして、空いたスペースに帯揚げ、帯締めなど仕舞うのもいいでしょう。セーター類もたっぷり仕舞え、着物が少ない方も整理たんすとして使用します。
※大引出し 内寸
幅1068㎜ 奥行き413㎜ 高さ128㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
衣装盆にたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースがあり、取り出しがスムーズです。少し大きめのたとう紙でもゆったりと仕舞え、着物は3~4枚ほど入ります。また、着物と帯をセットにして、空いたスペースに帯揚げ、帯締めなど仕舞うのもいいでしょう。
※衣装盆 内寸
幅985㎜ 奥行き383㎜ 高さ53㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
製品仕様
本体サイズ | W1165 D490 H1780 |
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本体胴板の厚み | 27ミリ厚 桐無垢板 |
本体の面形状 | 丸面 総面取り |
接ぎ手方法 | 蟻組み ほぞ組み 木くぎ |
大引出し内寸 | W1068 D413 H128(内寸) |
衣装盆 | 四方本丸盆 7杯 |
衣装盆 内寸 | W985 D383 H53(内寸) |
仕 様 | 二つ重ね 隠し箱 忍び錠 |
仕上げ | 砥の粉・ロウ仕上げ(撥水加工) |
金具 | 白 梅暦 |
※ 撮影環境、ご使用のモニター、PC、スマホ環境により、色のイメージが微妙に違う場合があります。
※ 記載されている製品仕様は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
私たちの桐たんす造りはすべて手作業、手加工で行い、
半世紀以上にわたって培った経験を生かし
独自の技術、技法で長年愛用してきた道具と共に
何十工程にも及ぶ匠の技で造られてきました。
伝統工芸の枠を超え、
より良い製品を目指し進化し続けています。
一棹一棹丁寧に想いを込めて造り、
「末永く愛され、お使いいただきたい」という
私たちの想いが託されています。
桐たんす造りのプロたちが
全工程を自社で行うことにより、
安心、安全、高品質な
本物の桐たんすをお届け致します。